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- ●カビ抵抗性試験(JIS Z 2911:2018)
- 試験菌(カビ)
①アスペルギルスニゲル(Aspergillus niger)
②ペニシリウムシトリナム(Penicillium citrinum)
③リゾープスオリゼ(Rhizopus oryzae)
④クラドスポリウムスファエロスペルマム(Cladosporium sphaerospermum)
⑤ケトミウムグロボスム(Chaetomium globosum) - ※結果の表示
0 : 試料または試験片の接種した部分に菌糸の発育が認められない。
1 : 試料または試験片の接種した部分に認められる菌糸の発育部分の面積は、全面積の1/3を超えない。
2 : 試料または試験片の接種した部分に認められる菌糸の発育部分の面積は、全面積の1/3を超える。 地方独立法人東京都立産業技術センターによる
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- ※27菌によるカビ抵抗性試験の結果
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- ●抗菌性試験(JIS L1902)
※殺菌活性値は0以上、静菌活性値が2.0以上で
「抗菌防臭効果あり」とされている。
(財)日本紡績検査協会による
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- ●公立大学法人奈良県立医科大学、一般社団法人MBTコンソーシアム及びMBT微生物学研究所株式会社協力のもと、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の不活化に効果があることを確認
- 試験品:コーティング加工済のガラス板
- 試験方法
・ISO 21702に準ずる ・試験品に新型コロナ新型コロナウイルスを150μl接種し、4cm角のフィルムで被覆
・一定時間静置
・作用時間後DTA含有DMEM培地によってウイルス液を回収
・回収液を用いてVero E6細胞に感染させ、ウイルス感染価(PFU/sample)をプラーク法にて測定
・3日培養後に細胞を観察し、ウイルス感染価ならびにウイルスの不活化効果を算出結果 - 結 果
本試験品を使用することにより、物質の表面についた新型コロナウイルスによる接触感染防止に有効である可能性が考えられた。
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- ●ガスクロマトグラフィー質量分析法
(Agilent Technologies 製7890A/5975C) - ガスクロマトグラフ条件
・キャリアーガス: ヘリウム
・カラム: DB-WAX(内径0.25mm 長さ30m 膜厚0.25μm)
・ガスクロマトグラフ注入口温度: 250℃
・スプリット比: 1:10地方独立法人東京都立産業技術センターによる
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- ●消臭性試験
(Agilent Technologies 製7890A/5975C) - 消臭性試験方法
・試験試料: 検知管法
・試験方法: (社)繊維評価技術協会消臭加工繊維製品認定基準準用
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- ●主成分(有効成分)の安全性試験
- 安全性試験方法/試験機関
・各試験機関の項目参照
・試験方法: 各安全性試験項目参照
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- <効力発生のメカニズム>
▶粒径の大きなカビ胞子に対して緻密に並んだ防カビ剤が待ち受け、増殖(コロニー形成)を許さない<忌避>
▶細菌に対しては攻撃活性種が細胞壁を破壊、細菌細胞を死滅させる<殺菌>
▶ウイルスに対しては細菌などがいない状態「殺菌環境」を作ることで他の生物の中での活性化を阻止し増殖させない<不活化>
▶表面に接触した臭い分子やVOCに対しては活性酸化ラジカルの酸化力で破壊、分解<消臭・VOC分解>
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水性コーティング剤ですので、養生なども特に必要とせず、コーティング(加工)素材も選びません。
コンクリート面、クロス面、木、ビニール、ガラス、繊維、樹脂などすべてにコーティング可能です。施工は簡単ですが、下記の注意をよく読んで施工して下さい。 - 1.事前準備
①コーティング(加工)素材の清掃と脱脂は完全にする。
②カビ、汚れなどがついている場合は完全に除去する。
③表面を完全に乾燥させること。
④規定吹きつけ量(10~15cc/㎡)を守ること。
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